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Vagrantfileとは

VagrantfileはVM作成するときのconfig(VM定義)やprovision(起動後の処理)を記述するファイルです。
設定できるものは以下などがあります。

  • config
    • 使用するboxの指定
    • VMのスペック定義
    • IPアドレス、ポート、Hostnameの設定
  • provision
    • VM起動後にシェルスクリプトを実行
    • VM起動後にAnsibleを実行

ファイルはRuby言語で記述されています。
Ruby言語の規約に従えば自由な記述が出来ますが、Ruby知識が無くてもVagrantfileを作成することが出来ます。

準備で作成したVagrantfileは以下になってました。

1
2
3
Vagrant.configure("2") do |config|
  config.vm.box = "generic/centos8" # 使用するBoxを指定している
end

この2行目にBoxの指定するコーディングがされていることが分かります。

Warning

vm.boxはVM作成する上で必須のパラメータになります。

実際、上記の3行のみでVMを作成することが出来ますが、MemoryやDiskSizeなどはデフォルトの値となります。
これを指定するために、次章よりVagrantfileの詳細を見ていきます。

また指定した値は、VM起動後も変更することが可能です。

Reference